無名大学から外資系大手企業へ!いじめ・差別・赤っ恥を乗り越えた奇跡の就職体験

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しまろんパパが、アメリカの超無名大学から、(奇跡的であっても)有名企業の面接を通った経験を今回は紹介したいと思います。

もうすぐ就職する人、新社会人の皆様の参考になれば幸いです。

ピンチ!!海外の大学卒だけど仕事がみつからない!!

しまろんパパは、就職活動で非常に苦労しました。 

おそらく、低く見積もっても20~30社は落ちたと思います。

理由は簡単、

  • 超就職氷河期で募集人数が少なかった
  • 下手に海外の大学を出た上に、お金がなくて全米でも無名な大学だった為、学歴的、学業的にアピール出来る所がない
  • どうもがいても、IVY Leagueなど有名大学卒には知識や地頭で叶う訳がないので、自分がなりたい・着きたい職はそういうエリートがさらっていく
  • そこで日系なら受かるだろうと思いきや、日系で海外大卒は帰国子女扱いとなり、枠がそもそも少ない上に、日系有名企業も、IVY leagueや上位大学卒が集まるので勝ち目はない

 結果、大手は落ちに落ちまくって、続けて受けた中堅企業で、「ここなら受かるかも?」とか淡い期待をもった企業も落選が続く毎日。 

もう、20社ぐらい落ちると、段々自分の生き方を否定されている様な気がして、ともかく酒に逃げる様になってきました。 

あの時は、ちょっと精神的にギリギリの状態だったと思います。

そんな落ちて落ちて落ちて落ちまくったしまろんパパが、最後に引っかかった企業は、なぜか、IVY league卒が受かる級の誰しもが知っている世界的大企業

何がよかったのか、正直20年も前の事なのであまり覚えていないのですが、今思い返してみるとこんなことかなと思います。

世界的大企業がしまろんパパにした質問とは

今まで20も30も受けた面接が、

「大学時代に何を成し遂げましたか?」

という問いだったのに対し、しまろんパパが受かった企業は、なぜか、

「大学時代にかいた恥がなんだったか、そこから何を学んだかを言え」

と言うものでした。 

恥だったか辛かった事だった忘れましたが、ともかくマイナス方面の質問でした。

この聞き方をしたのは、覚えている限りこの企業だけでした。

 「何を成し遂げた」と聞かれても、こちとら全米でランキングに入れるであろう格安州立大学。

しまろんパパは、当時Utility(ガス・水道・電気)全部込みで350ドルのボロボロアパートに住んでいました。

学費も学校が指定するボランティアの授業を取れば、学費負担が安くなる制度があり、正直毎月7,8万あれば学費と生活費のすべてをまかなえる環境。

そんな環境に居ても、成し遂げる事なんて、ハーバード、スタンフォード、ブラウンなんて年間何百万も払ってる人達にかなう訳ない。

でも、恥をかいた回数、辛い思いをした回数なら負けない自信はありました

当たり前のように行われる差別

しまろんパパがいた地域は、日本人どころか、アジア人が少ない地域に居たので(そこしか学費が安い所がなかった)、日本・中国、韓国どころか、アジア人なんて滅多にみない、と言う人ばかりでした。

子供は正直なので、差別とかの意思もなく、スーパーマーケットとかでで会うと、「僕は今宇宙人を見た」みたいな顔で、口をあんぐりあけてこっちを見る。

子供は仕方ないにしても、両親も「そういう人見ちゃダメ!」みたいにアカラサマに避けられました。

レストランでも、先に入って待ってるのに後に呼ばれるのは当たり前。

先に頼んだ注文が、30分も遅れて入った客の後に出てきたり、小学生のイジメみたいな事は沢山ありました。

大学にだっていじめはある

アメリカの大学は、発表やプレゼン、Debate(討論)が多いのですが、絶対無理だって誰もが分かってるのに、しまろんパパだけ異常に難しいお題を出され、プレゼンになるとみんなでくすくす笑う。そんなことも普通にありました。

 一番辛かったのは、しまろんパパは教育学部(Education major)だったので、いわゆる教育実習的なものに行ったんですが、州内の最優秀の高校と思われる(つまり金持ちが多い地域)を一人で割り当てられた事。 

今なら、おそらくパワハラにあたるんでしょうか。

絶対に適材適所でない人選を敢えて選択して、結果が悪ければ見せしめの様に人を変える。つまり、F判定(=単位もらえない)。これが本当につらかった。

また、同じ時期に州内の学校に生徒が行くのですが、何故かしまろんパパだけが警察に行って指紋を登録させられます。

外国人だから?アジア人だから? 

未だによく分かりませんが、やはりアメリカと言う国は、建前上人種差別を反対していますが、当たり前ですが、一般社会にはものすごく人種差別が横行しています。

ともかく、一回2週間だか3週間だか忘れましたが、単位をもらえないのでこれを何度か繰り返しました。たぶん人生であんなに恥を書いた事はなかったんじゃないでしょうか。

教育実習で受けた人種差別について

教育実習生とは言え、先生と生徒。

英語が当然話せないといけない国で、英語がそこまで上手く話せない人が先生をやっている状況。

更に、アジア人自体が少ない地域で、英語が大してうまくないアジア人の先生が、お金持ちの生徒たちを教えている構図。

バカにされない訳がありません。

生徒とは信頼関係を築ける訳もなく、一方的に「何だよアイツは」と笑われて終わった数週間でした。

都会の大学やアジア系が多い地域ではパワハラや人種差別で問題になっている事も、郊外の町ではまったく無視され、しかも超少数のアジア人。 

訴えた所で、「は?笑」と言われるのは火を見るより明らかでした。

ともかく「恥をかく」と言うか「ひたすら侮辱された」日々でした。

その経験が初めて生きた瞬間

話は逸れましたが、だからこそその企業の、「大学時代で一番恥かしかった事、辛かった事は何か」と言うのは、素直な気持ちとして、

「やっぱり人種差別でした」

と心の叫びとして回答する事が出来ました。

人種差別の様なセンシティブな内容は、面接で話すには適した内容ではなかったと思います。

おそらく、面接が1,2社目であれば、話してなかったと思います。

しかし、既に20社以上も面接に落ちていて「どうせ落ちるんだから、言いたい事言ってやれ」と、ある種割り切っていたので、思い切って言おうと思ったのでした。

自分で経験した事は何よりも強い

やはり、「面接を成功させる」みたいな本や、事前に周到に用意していた回答でなく、自らの経験を語るのは、言葉に対する説得力も出てきます。
(自分で言うのもなんですが)面白い経験や話と言うのは、相手を引き込み、相手も次々に質問をしたいと思わせます。

  • 具体的にどんな事があったのか
  • そもそも何でそんな有名でない地域を選んだのか
  • その時どういう感情だったか
  • 相手を傷つけようと(やり返そうと)しなかったのか
  • 何故日本に帰ろうと思わなかったのか
  • 結局どうやって乗り切ったのか

うろ覚えではありますが、その話だけで15分ぐらいは話した気がします。

ちなみに、それも運がよかったのかも知れませんが、面接をしていた彼も移民で、似た経験をおそらくしていたのか、すごく共感をしてくれました。

ともかく度胸がついた

もちろん、この彼との面接が通ったからと言って、「だから上手く行ったんです」と言うつもりはありません。

大手の外資系企業の面接は、グループディスカッションやら電話面接、出された課題に対するプレゼンテーションなど、数多くのステージがあり、一個人との面接は一部に過ぎません。

ただ、「面接で何があっても、あれより辛い事ってないかも」と思い出せたのは大きかったと思います。 

企業の面接では、圧迫面接的な「答えても答えても次の質問が来る」みたいな事はありますが、「あからさまにこっちを傷つけようとする」質問は来ません。

何十人もいる人種的多数派(マジョリティー)の中で、一人だけ英語のヘッタくそのどっかの国のアジア人が授業をして、「お前が何言ってるかわかんねーよ」とクスクス笑われ、おそらく人種差別的用語なのだろう、こちらが分からないスラングを多用して話され、みんながゲラゲラ笑っているのに、自分だけ??と授業でなっている構図(しかも自分は一応先生)。

これを思い出すと、真っ当な企業がやっている面接なんて全然大した事がない気がして、

「俺は絶対お前らみたいなボンボンの私立大学生より苦労してる!」

面接でも火事場のクソ力的精神力で、他の学生を押しのけて行った気が今思うとします。

高学歴はすごいが、それだけではいけない

今、大学生の皆さんが、周りが驚く有名大学に行っているなら、それに越した事はないでしょう。

「東大に行ったって仕事が出来るか分からない」は事実なのかも知れませんが、でもやっぱり東大に行けるのはすごい。それは誰にも否定出来ません。

でも、それにあぐらをかいていてもいけない。

しまろんパパはオックスフォードやハーバードに行く頭もなければ、経済的余裕もなかったですが、何か色んな意味で精神力(と言う名の根性)はそこそこあった気がします。 

後、学歴がなかったからこそ無駄なプライドがなく、人がやりたがらないレベルの低い仕事も積極的にやっていった気がします。

自分にしか出来ない事を磨こう

今のしまろんパパの会社だって、周りは超高学歴ばかり。

でも、社会人は、何十万人と居て、みんなが高学歴である必要はないのです。

学歴がどうあれ、自分にしか出来ない事があるはず。しまろんパパで言えば、頭は悪いし英語も下手なのでしょうが、上記経験から「図解して説明する」事に注力し、全ての情報を一枚の絵に描く事を訓練してきました。

話せないなら描く。

実際、言葉で説明するより、図解した方が分かりやすいし、記録に残る。今の会社で、どの大学を出た人よりも、しまろんパパはこの能力に長けています。しまろんパパが英語のネイティブだったら、こんな事に時間を使わなかったでしょう。

これは、学生時代や就職して数年の新卒時代の経験がすごく重要になります。しかし、それは残念ながら、海外旅行などの「楽しい経験」では得難いものなのです。

「人前で大恥をかく」「何かをやろうとして大失敗する」などの経験が、自分で状況を好転させようと考え、努力し、苦労する事で、自分を成長させるのだと思います。

仕事や収入は学歴だけでは決まらない! 

「Fラン」なんて言葉をたまに聞きますが、諦めないで欲しいです。 

学歴は大事ですが、「人が驚くような経験」は、場合によっては、学歴より大事かも知れません。

冒険は若い内にしか出来ませんし、辛い事を乗り越えられる体力も若い内だけです。 「僕(私)はどうせバカだし」なんて諦めないで、いろんな経験をすれば、きっと将来役に立つと思います!

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