【突然のクビ宣告】外資系に明日から来なくていいは本当にあるのか

クビ宣告は突然に…

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外資系というと、「きみ、明日からこなくていいよ」と上司の一言で突然クビにされるイメージを持っている人も多いでしょう。

もちろん、クビを切られた事ない人にとっては、都市伝説的に感じるかもしれませんが、外資でこれは当たり前のようにあります。

しまろんパパは、実はこれを2回経験しています。1回目は20代で、2回目は30代前半でのことでした。

ということで、今回はしまろんパパの実体験も混ぜつつ、外資系のクビ宣告の実態や、クビになってもうまく立ち回るための外資系企業での処世術について解説していきたいと思います。 

【実録】外資系は本当にドライ!クビ宣告はこんな風に行われた

外資系あるあるとも言える突然のクビ宣告。しまろんパパはこんな風に体験しました。

28歳夏:突然のクビ宣告

1回目は部署自体の業務撤退が決まり、何十人もいっぺんにクビを切られました。

朝出勤すると、周りの人達がざわざわしていて、秘書みたいな女の人から「今日で私達みんなクビみたいよ」と告げられました。 

その人は既に泣いてました。

そこからどれぐらいでしょうか、30分?1時間?人事と部長に一人一人呼び出されて、書類にサインをさせられました。 

内容は、

①今日が最終出社日であること

②社員として認められる最終日(保険証などの期限となる)

③訴える権利はあるなどの説明(弁護士を雇って戦う場合の会社側の連絡先を渡される)

④ヘッドハンターを紹介して欲しいならするよ?

⑤まぁ、サインするよね?(訴えるかどうかの確認)

⑥個人の荷物だと思われるものは全て送るけど、送り先はここでいい?(住所の確認)

⑦サインして、社員証を返却

→退社

この間5~10分程度。まぁさっぱりしています。 

でも、初めてだったから結構ショックで引きずりました。

32歳冬:悪夢再び

2回目のクビ宣告。この時は32歳ぐらいだったと思います。

①突然部長に呼び出される。他のメンバーにも同じ様な予定が入っている事を把握

②部屋に入ると部長が座っいて、もうこの時点で「あ、クビね」と、雰囲気で分かる。

③2回目ともなると慣れたもので、「チーム全員解雇ですか?」と、自分から聞き出す余裕もあり。

④条件は一回目と一緒。

2回目もなんだかんだ数日は引きずっていました。でも結構切り替えは早くできました。 

2回目の解雇は、チームが5人一斉解雇でした。

その日は突然やってくる

外資のクビ宣告の何が恐ろしいって、「あ、そろそろヤバそうだな」みたいな雰囲気が一切ない事です。

ある程度予測がついていれば、先にこっちから行動を起こすこともできますが、全く予測が出来ない。

2回目なんて、結構忙しい時期に急に部長に呼ばれたので、仲のいい同僚と「ボーナスでもでるかな」なんて冗談を言い合ってたら、まさかのクビ宣告。

自分も、周りの同僚も、空いた口がふさがらない、と言ったリアクションでした。

おそらく、経営陣や上の方で撤退や縮小が決まってすぐに人員整理に入ったので、部長さえも直前まで知らされていなかったように感じます。

そのくらい急すぎるクビ宣告でした。

個人がクビを切られるときは猶予あり!?

いくらドライな外資系企業であっても、個人に対して「お前いらないからクビね」と、突然解雇を言い渡すことは実はあまりありません(たぶん、法律的に無理)。
個人に問題がある場合は、まず人事に呼びだされて、その個人に対して業務改善命令が出るところからはじまります。

これが出た時点で、事実上の戦力外通告。 

殆どの人がこの段階で転職を考え始めます。

この改善命令的なものは、要するに会社が裁判とかになった時に「一定期間の猶予を与えて改善を促したのに、この人は期待するパフォーマンスを達成出来ませんでした」と、クビにする為の法的根拠や言い訳を得る為のもの

ほとんどの場合、会社側は「頑張って改善してくれ!」なんて本気では思ってはいません。
当然、争おうと思えば裁判で争えるんでしょうが、ほぼ勝ち目はありません。 

顧問弁護士として巨大な法律事務所と契約しているので、一個人が戦って勝てる事なんて、ほぼあり得ません。

個人解雇を経験した人は、私の周りにいくらでもいるけど、必ずしもその個人に責任があるというわけではありません。確かにパフォーマンスが悪い(=仕事が出来ない)人が多い事も事実なのですが、仕事は出来る人なのに、単純に上司とソリが合わなかっただけ、なんて理不尽な理由による解雇だってあります。

会社は会社の事しか考えていない 

いずれにしても、「明日から来なくていい」は普通にあります。自分がそこそこ活躍していると思っていても、ある日突然訪れるんです。

たとえ、自分の部署の成績がその年に悪くなかったとしても、

  • 他社から破格の値段で部門買収提案があった
  • 今後縮小が見込まれる・縮小傾向にある部門が赤字を出す前に整理に入った
  • 今後拡大が見込まれる市場に資金を集中的に投入したいから、安定(悪く言えば伸びしろがあまりない)、もしくは不採算部門を整理した

など、会社が会社の利益やリスクを総合的に判断して対処するのは当然のこと。

経営陣は、「そんな事したらその部署の社員とその家族が~」何て事は微塵も思ってはくれません。 

お金!業績!リスク管理! 

それが全てなんです。

もしものクビに備えてできること

いつクビを切られてもいいように、必要がないと思っていても、
  • 同業他社や競合会社、お客さん、または、こっちが客の場合の取引先など、全ての知り合いと仲良くしておく。 
  • たまには飲みに行ったりしてある程度の交流をしておく
  • ヘッドハンターとも仲良くしておき、自分が転職するタイミングでなくても、連絡を取ったり、転職したがってる人を紹介して恩を売っておく

などの対策をしておかないと、突然来る「その日」に素早く対応が出来ません。

一番まずいのは、「俺は転職なんてしない」と考えて、部下や関係部署、(こちらが買い手の場合の)取引先にやたら偉そうにしたり、態度悪く接したりする事。 

外資系は狭い世界。評判は瞬く間に広まって、「〇〇会社の〇〇って奴は最悪だぞ」何て噂がひろまれば、時すでに遅し、取り消すことができません。 

噂なんて大体尾ひれなり背びれが着くので、酒の肴になってどんどん悪者になっていくだけ。

実際、しまろんパパがいる業界でも、直接知らない、会った事もない人だけど、悪行だけはやたらとどろいてる人がいます。 

そうなると、もう終わり。

仮に辞める事があったら、売り手、買い手を含めて同じ業界はもう無理なので、完全に別業界に転職するか、自分で事業を開始するしか選択肢がなくなってしまいます

当たり前ですが、基本的な礼儀がなかったり、客だからって態度が大きかったりするのは、外国人も嫌がります。 

いつクビになってもおかしくない世の中だからこそ、同僚や取引先など、全ての人に「あいつはいいやつ!」と思われる様に行動しておくことが大切です。

クビにならない努力には限界がある いつでも行動出来る準備をしておこう

上記の通り、いくら個人が努力しても、自分の部門の成績が良かったとしても、会社都合で撤退や売却は起こり得る自体です。 

もう、今や日系企業でもそういう事が頻繁に起こっています。  

日系では、まだ同業他社への売却が多いですが、外資の場合、何の関連もない安く買って高く売り飛ばしたいだけのヘッジファンドなどに売る事もある ので、それこそ元々の社員なんてコマの様に切り捨てられてしまいます。

そういう意味では、外資での役職や地位なんて、山の天気の如く安定しません。

すぐ変わるし、いくら普段頑張っていても個人でコントロール出来るものでもありません。

「明日から来なくていい」は当然の様にショックではありますが、部門や部署ごと売り飛ばされたとかの場合は、「別に自分のせいじゃない」と割り切るしかありません。

外資は、そもそも給与が日系よりも高いという大きなメリットがあります。

ある種、プロスポーツ選手みたいな扱いな所もあるので、そこは割り切って常に努力と心構えをしておくしかないのです。

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